梅雨も明け本格的な夏到来という気候の中、
7月24日(日)2011年度スプリントアースカップが銀座柳本店にて行われた。
今回のルールはRMUのCルール。
一発裏ドラあり、赤入りオカあり、乱打戦が予想されるルールである。
夏の暑さに負けないくらい熱い戦いが今日も繰り広げられるだろう。
そしてその熱い戦いを勝ち抜いてきた決勝進出者は、
S級ライセンスの河野高志プロ、
B級ライセンスの宮田信弥プロ、
RMU会員の水沼利晃さん、
日本プロ麻雀協会に所属のコウプロの4人。 (以下敬省略)
決勝進出時のポイント(準決勝までのポイントを半分にしたポイント)。
河野 +118.4
宮田 +103.0
水沼 +89.3
コウ +69.2
ポイントが半分になっての半荘1回勝負、
上位3人はトップ者が優勝、コウはトップと多少の条件が必要となる。
さて、時間無制限一本勝負の開始である。
親は水沼―宮田―河野―コウの順、
ポイントが一番少ないコウにとってラス親はプラス材料。
序盤は静かに局が進んでいく。
しかしながら東2局の宮田の親でのアガりはどうか?
            ロン ドラ
コウから2900点のアガりなのだが、( が3枚見え)
普段の宮田ならリーチ攻めしてる印象があるだけにここは慎重過ぎたか?
そして南入、ここから点棒が大きく動いていく。
南1局、南家の宮田が早い巡目から果敢に仕掛けていく。
         ドラ
ここに来て宮田らしい攻めがやっと出てきたか。
だが親の水沼は早い仕掛けを受けて手変わり待たずの即リーチ。
そして11巡目に、
            ドラ
コウも16巡目に追いつきリーチ。
            
しかしハイテイ牌でコウが掴んだのは で水沼に3900。
南2局1本場 ここまで出番のなかった河野がついに動き出す。
2巡目から仕掛けていき最終形は、
           ドラ
しかしここも親の水沼が押さえつけの3巡目リーチ。
            
さすがに焦り過ぎの感が否めなかったが、
今日の水沼はこれで勝ちあがってきたのだろう。
ここでの勝負感は対局者にしかわからない部分もある。
ここが勝負所と感じた河野はドラの も切っていき二人の勝負。
この時点で河野のアガり牌は山に4枚、
対して水沼のアガり牌は山に2枚と枚数では河野が有利。
だが先に掴んだのは無情にも河野の 。
しかも が裏ドラになり親満のアガりとなった。
これが決定打となり、あとは水沼がヤミテンで軽快に局を進めていく。
オーラスは優勝には厳しい条件となってしまった河野と宮田。
だがこの戦いはスプリントファイナルへ繋がっている為、
少しでも順位を上げてポイントを加算してファイナル出場を目指したい。
最後は河野が満貫ツモ、ハネ満出アガりという条件を満たしたアガりをして終局。
            ロン (一発) ドラ 裏ドラ
こうして水沼の優勝が決まった。
準決勝まで5連勝だった河野は、決勝でも2着とこの上ない成績だったものの、
優勝を逃してしまい非常に残念だったであろう。
それに対して水沼は予選道中ラスを引いているものの、
特大トップを連続で取って勝ち上がってきた。
攻撃意識のベクトルが上手くいった結果なのだろう。
優勝者コメント
「昨年麻雀を辞めようかと思ったくらいヒドかった。
今日は出来すぎ感があったが勝てて本当に良かった。」
勝ちたいと思う気持ちが今日誰よりも上回っていたという事か。
その執念とも思える打牌が水沼を優勝に導いたのだろう。
本当におめでとうございます!

文責 石川泰之
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