2015新設女流リーグ開幕!! 2015 ティアラリーグ!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年4月18日土曜日。RMU女流アスリートが、柳八丁堀店に集合しました。RMUが発足して10年。団体内では初の試みとなる女流リーグ、その名もティアラリーグの第1節が開幕したのです。
女流アスリートの登録人数は11人。友好団体に比べると、決して多いとは言えない人数ではありますが、この日は団体にとって記念すべき日になりました。それではティアラリーグ第1節の模様を夏目智依がお送りします。 ――― この日の対局は、女性ばかりということもあり、やはりRリーグとは一味違う雰囲気の中で始まりました。 ちなみに今期のティアラリーグは、リーグ創設初年度ということもあり、研修を兼ねた行事となっています。開始から3時間はRMUライセンスプロによる講義が行われました。 競技麻雀団体に所属している者として、また、女流としてそれを仕事にしている者として、改めて自分たちは見られる側の人間なのだと再認識しました。 そして講義が終了し、若干の休憩を挟んでいよいよリーグ戦が始まりました。 今期のティアラリーグは1日に3回戦が行われ、3回戦すべて卓組が変わるシステムです。 まずは1回戦。 卓組は白田、増田、野上、夏目。 白田選手が対局開始時からリーチで攻め、東場の親番にてピンフ三色ドラ1の12,000点を出アガり、一人抜けている状態となりました。 自分はというと、1シャンテンまではいってもなかなかテンパイせず、流局時での形式テンパイにもっていくのが精一杯。 そんな中で迎えた東3局 西家 ドラ 9巡目 ドラ のテンパイ 下家の増田選手の河には3巡目に手出し。対面の白田選手の河には4巡目に手出し。 は共に1枚も河には見えない状況。上家の野上選手の手牌に何枚ありそうかは不明。 「これは山にいる!」と意気込みリーチの発声。 結果は流局一人テンパイでアガれず……。しかし、一人が抜けて、三人が競っている状況で、このテンパイ料の収入は大きいものでした。 その後、南場の親番で2000オールをツモアガり。南2局にて痛恨の8000点放銃。 細かい移動があり、結果としては25000点持ちの4着でした。 続いては2回戦。 今回ティアラリーグにて競技麻雀を再開した北岡あおい選手と初対局。 北岡、南地、増田、夏目。 東2局親南地 ドラ 3巡目に親の南地選手よりリーチがかかります。 5巡目ツモ。 ドラ ツモ 裏ドラにが乗り、8000オールの大きなアガリ。そのまま南地選手がトップを守りきりました。 南地さんからは、「攻撃的な麻雀を打つ」という印象を受けた半荘でした。 私は守りになることが多く、前々から自分の課題にしている押し引きの面で課題が浮き彫りになりました。また、同じく課題である「余剰牌の持ち方」で3回戦に印象的な出来事が。 安達、南地、野上、夏目の3回戦。 東4局、南家 4本場、供託1000点 ドラ ぜひともアガりたい場面。ソーズは場に高い。に自信がない場況でこの牌姿。 自分はをツモ切るかを切るかの選択ですが、切りを選択しました。 ただ、自分のではもしくはが暗刻になった時、でリーチを打つかは決めかねていました。 その後を引き、 ドラ幸い役ありピンフテンパイになりました。 変わらずソーズは高く、が親の現物だったためダマテンを選択。結果はツモ。400-700は800-1100のアガリとなりました。 結果、最終形が同じなのはともかく、大事なのは過程です。 その半荘終了後、藤中慎一郎プロにアドバイスをいただきました。 ソーズ受けでリーチのみのテンパイを作るのに不安があるなら、完全1シャンテンに受けず、を切ってから、マンズのくっつきもしくはピンフテンパイにする選択肢もあるということです。 自分の課題が見つかり、自分の実力がはっきりとした1日でした。 全体の成績はこちら。
これからRリーグも始まります。 最近うっかりミスも目立っているので、ミスを無くし、少しでも今の自分ができることを100%出せるよう尽力したいと思います。
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