2011ネプチューンカップ優勝は最高位戦日本プロ麻雀協会三ヶ島幸助プロ!
1月8日、スプリントカップ8戦目、ネプチューンカップが開催された。
スプリントカップ最終戦ということもあり、各選手がスプリントファイナルにむけて、
それぞれの条件を確認しあいながらの戦いとなった。
そんな中、決勝に勝ち残ったのは以下の4人。

最高位戦日本プロ麻雀協会所属の三ヶ島幸助プロ。
競技麻雀歴が15年を超えるベテラン選手である。
この中では本命と言えよう。

そしてRMUのB級ライセンス山下健治
昨年度の日本オープンを制したが、その後は目立った活躍はなく、
そろそろもう1つ実績を積みたいと言ったところか。

続いてRMU会員、鎌田文直選手。
最近RMUの会員となったばかりではあるが、すぐに決勝進出という結果を出した。
予選を通しての戦い方は見事であり、決勝でもその麻雀が打てるかどうかが焦点か。

最後はRMU会員、浜崎悠選手。
元々はRMU長崎の会員であったが、仕事の都合で東京の会員となった。
九州のメジャータイトル、ドラゴン大王の覇者であり、
東京でも一花咲かせることが出来るか。

東一局。起家から三ヶ島、鎌田、山下、浜崎。
三ヶ島の1300オールで始まるが、この一局を見て彼が勝つのでは?と直感したのを覚えている。
それだけイーシャンテンからアガりまでのリズムと、残っているターツの景色が非常に良かったからだ。

続く1本場は鎌田、山下の二人テンパイで流局。

そして東2局2本場
親の鎌田が8巡目にリーチ。

ドラ

同巡に三ヶ島が追い付く

ドラ

14巡目に三ヶ島が鎌田からで8000は8600。

東3局は浜崎がリーチを打つが、一人テンパイで流局。

その後、小場で進み、南2局1本場
鎌田が3副露して高目大三元の大物手を入れるが、
山下が1副露してタンヤオドラ1でアガり、供託2000点もプラスして4300点加点する。

オーラスを迎えて、4人の持ち点は三ヶ島409鎌田142山下363浜崎276。

まだトップが入れ替わってもおかしくない点棒状況だったが、結果は全員ノーテンで流局。
優勝は最高位戦日本プロ麻雀協会所属の三ヶ島幸助プロとなった。

優勝コメント
「細かいミスはあったが、好調なリズムを持続させる事が出来たのが勝因。若手のプロ達と、日々研鑽している結果が出て良かった。」

自分もまだまだ努力して行かなければいけないと、改めて考えさせられた。


文責: 萩原亮