2015マーキュリーカップ優勝は、関根秀介さん!
 

5月5日、2015年度スプリントカップの第一弾マーキュリーカップが開催されました。

ゴールデンウィークということで、総数128名の参加。過去最大の参加人数となりました。本当に嬉しい限りです。

そんな激戦の中、決勝に残ったのは

荒井節子(一般)
関根秀介(一般)
中村浩三(RMUB級ライセンス)
新井明(一般)

決勝戦はポイントを半分にするため、ポイント差はほとんどなく、純粋な着順勝負となりました。

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東1局

先制は荒井。積極的に仕掛けていき、トイトイが成就。

ポンポン ツモ ドラ

東2局

ドラドラの新井にテンパイが入る。
手変わり待ちでダマテンを選択。

ドラ

同巡中村がリーチ。宣言牌がドラの。しかしあがれない。

ドラ

新井のツモは無筋の。ここでドラを落として回っていく。

このまま中村がアガるかと思われたが、アガったのは荒井。

ツモ ドラ

これで持ち点は4万点を越え、一人抜け出す形となる。

東3局

ここまで我慢していた関根に手が入り、テンパイ即リーチ。

ドラ

リーチ時点で山に4枚生き。対抗できる者もおらず、アガリそうに思えたが、残念ながら流局となる。

東4局

関根が今度こそはとリーチをかける。

ドラ

この待ちは山に三枚残り。

ドラドラの中村がこのリーチに押し、テンパイを入れる。

ドラ

リーチの現物待ちでダマテンにする。こちらも待ちは三枚残ってる。

軍配が上がったのは、関根。をツモ。裏ドラはと乗らなかったが、大きなアガリなった。

南1局

現在ラス目の中村。この親番でひとアガリしたいところだったが、この局は新井にあっさり流されてしまう。

だが、次局中村が勝負に出る。

南2局

中村が9巡目にリーチ。

ドラ

リーチ時点で山に一枚。これをツモれば、トップにほぼ並ぶ。

リーチ後にをきり、後筋にかかる形となったが、三者共、丁寧に降りている。

だが、回りつつも、トップ目の荒井にテンパイが入る。

浮いている牌は。長考するものもテンパイをとり、放銃となってしまう。

これは致し方ないだろう。裏ドラがと乗らなかったのが、せめてもの救いか。

南3局は、中村がピンフリーチ、親の新井がドラ色のソーズのホンイツでしかけるが、中村の一人テンパイで流局。

オーラス1本場供託1

中村299
関根327
新井259
荒井305

トップ目が、327とかなりの接戦。ラス目の新井も供託があるため、1000,2000で優勝である。

トップ目の関根が、タンヤオで仕掛けていく。
二フーロし、12巡目に待ちは愚形だがテンパイを入れる。

中村にもテンパイが入る。ピンフドラ1の2000点。供託があるため、条件を満たしている。

親の荒井はと言うと好形のイーシャンテン。
しかし、中々テンパイが入らない。
関根、中村共にアガリは生まれず、着々と山が減っていく。

結局、荒井にテンパイは入らず、決勝戦は静かに幕を閉じた。

優勝したのは、関根。

まだまだスプリントカップは始まったばかりです。

皆様のご参加お待ちしております。


敬称略、文責:宮本卓