2015ヴィーナスカップ優勝はアスリート、数田一! |
2015年度最初のスプリントカップが、7月5日に銀座柳本店にて行われた。 2015年度のヴィーナスカップの模様を、B級ライセンス石川がお送りします。 関東地方は梅雨真っ只中。それにも関わらず足元の悪い中、当日会場に足を運んでいただいた総勢108名。大盛況となった2015スプリントカップ第2戦マーキュリーカップ。 本日のルールはBルール(一発、裏ドラ無し)であるが、Bルールでこの参加人数は記録的ではないでしょうか。 この時季特有のジメジメした気候を吹っ飛ばすかのごとく、役満のアガリも多数見受けられ、大変熱い大会となりました。 ——— 決勝に駒を進めたのは以下の4名。 ※カッコ内は決勝進出時のポイント、以下敬称略 藤津は条件があるが、ほかの3名は順位勝負である。 座順は起家から下出⇒平山⇒藤津⇒数田。 ●東1局 開局早々に思い切りのいいリーチだな、と感じた。 今日はこの形でここまで進んできたのだろう。 迷いなく良いリーチ宣言発声であった。 これに対し西家藤津、ぐるりぐるりと回って16巡目にリーチ宣言。 西家 藤津 アンカン しかし次巡、数田のあたり牌を掴んで2600放銃。 東2局 親の平山が、難しい配牌をもらうも最速手順で7巡目にリーチ! 配牌 ドラ 7巡目 ドラ あの配牌を最速でこの形に仕上げるあたりは流石である。 しかしこの局を制したのは前局にアガった数田! うまくテンパイし親のリーチの現物待ちでしかも高い。 10巡目 数田 ドラ ロン 東3局は藤津が親で粘り3本場まで進むも、下出がリーチ棒2本付きで300,500は500,800をアガる。 東4局は現在トップ目の数田が1300オール、1500は1800をアガり順調に加点していく。 そして南入。 南1局 3本場 ここで親の下出がトップ目数田から3900は4800をアガるなどして、また全体が平たくなっていく。 そして南3局1本場、3人リーチのめくり合いが!! そうそう、こういう熱い戦いが、筆者はどちらかというと好みである。 そしてこのリーチ合戦を制したのは平山!!(3900は4200、供託2本) オーラス、点数状況は数田394、藤津297、平山291、下出218。 藤津、平山は満貫ツモ、5200直条件。 オーラスの親がトップ目数田のため、事実上の最終局か? しかし数田が700オールをアガり次局へ。 これで満貫ツモでは届かなくなったので、セーフティゾーンに入ったとはいえ、少し危なっかしい気がする(アガらずに流局を目指しても良かったか?)。 オーラス2本場は、数田以外が条件を満たすために手を作るが成らず、全員ノーテンで終了。 優勝はRMUアスリートの数田一!! 何とスプリント戦に初出場で初優勝というから驚きである。 今後はこの新星の活躍を期待することにしよう。 次回のスプリントカップは8月30日(日)アースカップCルールです。 これから夏本番となり暑くなりますので、皆様も熱中症などには十分に気をつけてお過ごしください。
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