| 第6期 RMUリーグ第2節レポート |
| RMUリーグ第2節を宮本卓がお伝えします。一節目を終えて、ポイントは以下の通り。
多井 +54.6 数字的には多井の一人浮き状態だが、まだ一節が終わったばかり。まだまだ気にするポイントではないだろう。 一回戦 東1局 最初にテンパイしたのは阿部。
ここで河野から先制リーチが入る。 程なくして、阿部が 東3局、阿部が積極的に仕掛けていく。 このチートイツイーシャンテンから 最近の阿部は攻めに対する意識が強くなって来たように思う。 この新しい阿部がRMUリーグでどんな風を起こしてくれるのか、これも今年の楽しみのひとつだろう。 だが、これは、阿部に利する局にはならなかった。 14巡目に追い抜く。
流局が続いて、南1局2本場、親の谷井のハイパイが良い。 ここまでチャンスがなかった河野にもドラ暗刻の大物手が入る。 最初にテンパったのは、親の谷井。 絶好の 対する河野は以下のイーシャンテン。 この局は全部ぶつけるであろう河野。 その後も、連荘して、点棒を増やしていく谷井。 親は多井に流されるものの、そのあともマンガンをアガリ、一回戦は谷井の圧勝で終わった。 谷井 +51.5 二回戦 序盤は静かに進んでいき、東4局 ここから タンピンサンショクのイーシャンテンになった阿部が これを多井が鳴いて、イーシャンテン。 対する阿部にもテンパイが入る。 高めが多井の現物なので、ここはヤミテンを選択。 この勝負、軍配があがったのは阿部。多井が このアガリで勢いがついたのか、この後も点棒を増やしていく。 南1局 阿部があっさりタブ南ホンイツテンパイ。 ドラドライーシャンテンの谷井がこれに放銃してしまう。 流局が続いて、南3局、3本場 ドラドラの河野が5巡目に仕掛けていく。
ドラドラだけに仕掛けていきたい所。この鳴きで有効牌を手繰り寄せていく。 これに捕まったのが、親の谷井。リーチでぶつけるものの オーラス 親の多井にドラドラの好形が入るものの阿部があっさりピンフをツモ。 この半荘は阿部がものにする。 阿部 +38.0 三回戦 先程のアガリからリズムが良くなってきた河野。苦しい展開が続いていただけにこの半荘はそのうっぷんを晴らしていく。 河野の一人テンパイからの東1局1本場 親の河野が3巡目テンパイ。 手変わりを待ち、ヤミテンに構える。 2巡後、待望の リーチ時点で高めの 時間はかかったものの高めの 河野の親は流れるものの、その後もマンガンをアガるなど点数は6万点をこえていく。 南場は危なげなくゲームを回して、河野のトップで終了する。 河野 +44.5 四回戦 ここまで谷井、阿部、河野とそれぞれがデカイトップをとっている。 東4局 親は落ちたが、その多井が3巡目に三色イーシャンテン。 この半荘やっときた、チャンス手。なんとかアガリに結びつけたいところだ。 しかし、手の軽かった河野が自風の 多井もなんとか 南1局 親の河野がここで連荘をしていく。 谷井から、3900。 一人テンパイ。 2600は2800オール。 と、河野が一気にトップ目にたった。 南1局3本場 多井に大物手が入る。 タンヤオサンショクドラドラのイーシャンテン。 6巡目に 次巡ツモったのは、 タンヤオとサンショクは消えてしまうが、その代わりにリーチとピンフがつく。打点的には十分だろう。 今度こそはと多井も思っただろう。しかし、今回は阿部が立ち塞がる。 入り目は安めの 阿部がこれをツモって、1000,2000の3本場。 多井はまたしても空振りに終わってしまった。 流局が続いて、南4局2本場 多井と同じくこの半荘、我慢の展開が続いていた親の谷井にチャンス手が入る。 5巡目にこの牌姿。まさに磐石のイーシャンテンだ。 すぐに 阿部、河野のトップ争いに谷井も食い込む。 南4局3本場 ドラ この時点での四者の点棒は以下の通り。 河野 33800 先制したのは、河野。10巡目に条件を満たすピンフドラ1でリーチ。 次巡、ラス目の多井が追いつく。 河野のリーチ宣言牌が もし、多井が倍満をツモると一気にトップまで駆け上がる。 この時点での二人の待ちはというと、河野の しかし、お互いの待ちは顔を出さず、どんどん巡目が過ぎていく。 山が残りわずかというところで、河野が なかなか本手が決まらなかった多井。最後にようやく成就し、値千金の2着浮上となった。 逆に河野は痛恨のラス落ちとなってしまった。 阿部 +21.1 トータルポイント 多井 +29.2 まだまだ戦いは始まったばかり。これからどんどん熱くなっていくことは間違いないでしょう。 皆さん、是非ご覧ください!
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