第6期 RMUリーグ第3節レポート
第3節の模様を松ケ瀬隆弥がお送りします。多井―阿部―谷井―河野の並びでスタート東1局 ドラ⑨

阿部が谷井からピンフのみ1000点出アガリ、静かな立ちアガリになった。

南2局 ドラ7
谷井が7巡目にリーチ。
ドラ

三巡目にが切ってあり、捨牌からも七対子には見えにくいイーシャンテンになった阿部が2を打ち8000点の出アガリ。

南4局 1本場 ドラ
各自の持ち点
多井212阿部323谷井330河野335

多井がこの配牌から果敢に仕掛ける。

ドラ

五巡目にテンパイ。

ポンポン ドラ

八巡目にをツモリ高めハネマンのテンパイに受け変える。

河野も仕掛けてテンパイを入れるが待ちのカンは残り一枚。

チー ドラ

多井12巡目に河野の当たり牌であるをツモり、悩んだ末にカン。
アガリ目のなくなった河野は危険牌をつかみ、やむなく降りにまわる。
14巡目に阿部が追いつく。

チー ドラ

次巡に阿部が多井のアタリ牌のを掴む。

現状微差の三着目の阿部はどうしてもテンパイが欲しい所だが長考の末にを河に置いた。

一回戦 河野335谷井330多井295阿部240

2回戦
河野―多井―阿部―谷井

東4局1本場 ドラ
多井、河野7巡目リーチ。

河野 ドラ
多井R ドラ

11巡目に河野が多井のアガリ牌のをカン。これで多井のアガリ牌は山に無くなった。
直後に河野のアタリ牌のを多井が掴み4500の放銃になった(カンドラウラ カンウラ)。

このアガリをきっかけに河野が連チャンを始める。

南1局ツモアガリ4000オール
南1局1本場 阿部から12300
南1局2本場 谷井と2人テンパイ
南1局3本場 2300オール

あっという間に6万点を超えそのままゲームを決めた。

河野613谷井300多井208阿部79

3回戦
河野―谷井―阿部―多井

3回戦は珍しく1回の流局もなく終了。

東1局 河野が谷井から3900
東1局 1本場 多井が谷井から3900+300
東2局 谷井が4000オール
東2局 1本場 河野1000.2000+300
東3局 阿部が1300オール
東3局 1本場 谷井が阿部から5200+300
東4局 多井が谷井から2000
東4局 1本場 阿部500.1000+300
南1局 阿部が谷井から8000
南2局 多井2000.4000
南3局 河野400.700
ここまでの状況
多井373河野318阿部309谷井200

南4局 ドラ

阿部の配牌が良い

ドラ

5巡目にを引いて1シャンテンになるが中々テンパイせずようやくテンパイしたのは14巡目、を引いてリーチ。

同巡に河野にもテンパイが入る。

ツモ ドラ

当然ここは勝負にいく、河野が切りリーチ

終局間際に河野が四を掴み阿部に放縦、ウラが乗ればトップだがのらず。僅差で多井がトップで終了。

4回戦
多井―河野―阿部―谷井

東1局 ドラ
阿部 8巡目に先制リーチ。

ドラ
10巡目にあっさりをツモリ2000.4000

東2局 ドラ カンドラ ウラ カンウラ
阿部が先制でテンパイ

ツモドラ

ドラの切りダマテン、誰もを仕掛けないのをみて次巡リーチ。

谷井が追いつきリーチ。

ドラ

直後に阿部がをカンしてすぐにをツモアガリで1000.2000(ドラ カンドラ ウラ カンウラ)。

東3局 ドラ

またしてもテンパイ一番乗りは阿部

ドラ

テンパイ直後にを持ってきてを切りダマテン続行、終局間際に河野がを切り。

12000のアガリ。

このアガリで阿部は55000を超えダントツに。
この後、多井が阿部に詰め寄るも、阿部がそのまま逃げ切りトップ。

阿部512多井310谷井229河野149

 

第6期 RMUリーグ成績(第3節終了時)

順位 選手名 合計 1節 2節 3節
1 多井隆晴 37.8 54.6 ▲25.4 8.6
2 谷井茂文 ▲4.5 ▲4.6 24.2 ▲24.1
3 河野高志 ▲9.4 ▲31.5 ▲3.2 25.3
4 阿部孝則 ▲23.9 ▲18.5 4.4 ▲9.8

3節が終了してトータル首位は多井、しかし4者のポイントは拮抗しており、次節以降もこの4名が素晴らしい戦いを見せてくれるだろう。

松ヶ瀬隆弥
文責:松ヶ瀬隆弥