2011年度今年最初のスプリントカップ、マーキュリーカップが開催された。
準決勝終了時のポイントは以下の通り。
真弓 英大 +56.7(写真左奥)
梁瀬 健太郎 +54.0(写真右奥)
加藤 利樹 +51.5(写真左手前)
藤中 慎一郎 +44.6(写真右手前)
藤中がやや差はあるものの全員がほぼトップ条件の決勝戦となった。
起家から梁瀬、真弓、加藤、藤中。
果たしてトップを勝ち取る男はだれか。
東1局、加藤から5巡目にリーチが入る。
ドラ
ドラも何もない手ではあるがこのリーチに誰も向かっていけない。
梁瀬が宣言牌のの筋を追ってオリ打ち。
裏ドラで2600。
東2局、親の真弓から終盤リーチが入る。
ドラ
しかしこれはすでに山には残っていなかった。
東2局1本場。親の真弓が5巡目テンパイ。
ドラ
しかしすでに2枚切れ。
と河を見ていたら同巡藤中から3枚目のが出て、3900は4200。
東2局2本場。ここも真弓がアガる。
ドラ
下家のマンズ仕掛けに対応し、
フリテンの三六テンパイをハイテイでツモアガり4000は4200オール。
これはこのまま決まってしまうのか。
3本場、藤中の2巡目ドラ切り。
そして7巡目リーチ。
ドラ
これに東を仕掛けていた梁瀬がまっすぐ向かいで放銃、8000は8900。
東3局、再び藤中が10巡目リーチ。
平和ドラ1をツモって1300、2600。
東4局真弓が500、1000で50000点に。
南1局、親の梁瀬。
カンを入れて14巡目
ツモ ドラ カンドラ
ここから梁瀬は3枚切れのを嫌う。
結果論ではあるが、を切っていれば次巡を引いてテンパイ。
リーチをかければの一発ツモで6000オール以上のアガリとなっていた。
結果は梁瀬の一人テンパイで終わってしまった。
一本場、加藤の仕掛けに梁瀬のテンパイ打牌がつかまり8000は8300。
南2局加藤が11巡目テンパイ。
ドラ
これを1巡まわしてリーチ。
を一発でツモリ2000、4000。
南3局真弓の500,1000。
オーラスへ。
点棒状況は梁瀬6200、真弓47000、加藤37100、藤中29700。
ここから藤中の連荘が始まった。
梁瀬から2900。
加藤から12000は12300。
真弓から3900は4500。
加藤から2400は3300。
そして流局でも優勝となった4本場。
1300、2600か8000出アガリ条件の真弓からリーチが入る。
ドラ
しかしこれはツモれず流局で勝負あり。
優勝者コメント
「苦しかったけど、なんとか勝てました。
途中、中々噛み合わなくトップが取り切れない展開が続いたので、
後半は丁寧に打とうと心掛けたのが良かったのだと思います。
しかしまだまだ甘い所もあるので、これからも頑張ります。」
今年度最初のスプリントカップはRMUライセンスAの藤中慎一郎が制した。
文責:渡辺卓也
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