2011RMUリーグ最終節 |
1月21日RMUリーグ最終節となる、第10節が行われました。前節までの結果 多井隆晴 303.5 河野高志 218.1 阿部孝則 ▲213.4 谷井茂文 ▲350.2泣いても笑っても残り4半荘。 現実的には、多井と河野の一騎打ちといった所。 どんな戦いになるのか期待して観戦した。 1回戦 東2局、同1本場は流局。 東3局2本場、多井が10巡目にリーチ。 続く東4局、3巡目 ドラここから河野がカンをチー。 次巡、多井の打で一気に終盤に差し掛かる。 南1局 次局1本場13巡目 しかし宣言牌のを多井がポンして押し返す。 次局河野が谷井のリーチを躱して2000は2600。 南3局は流局して、南4局1本場。 ラス親の阿部がピンフのテンパイを組むが、打で8000。 東場で3度の放銃をして、ラス濃厚に見えた河野が2着で、連対は確保しそうだった多井が3着と、目まぐるしい半荘だったが、河野の回復力には非常に驚かされた。 1回戦成績 2回戦 東1局は阿部の3巡目リーチに河野が捕まり、2600。 多井が東2局で3000 6000、 東3局で2000 4000、 東4局谷井が4000オールと乱打戦になる。 南1局も親の多井が河野から ポン対 ドラこれをアガり、56100点まで加点する。 ここまで、谷井の好調ぶりが目につく一方、苦しい展開を強いられ、谷井とのポイント差が無くなってきた阿部。巻き返せるのか注目した。 2回戦成績 3回戦 東1局は流局。 東2局1本場 ドラ谷井がダマテンのままをツモり、1100 2100。 東3局も谷井が2000 4000を加点して頭一つ抜け出す。 阿部は、細かい放銃が響き痛恨のラス。 3回戦成績 ここまでのトータル成績 縦長の展開になったが、このまま終わるのか?波乱が起こるのか? 4回戦 東1局 10巡目 阿部がダマテンを入れる。 12巡目、河野がリーチ。 一発で8000点の放銃。 東2局は、多井が谷井から1300。 東3局 11巡目親の河野がリーチ。 ドラこのリーチに役々ホンイツのイーシャンテンだった谷井が一発で放銃で12000。 次局1本場も、河野がメンタンピンをツモり、2600は2700オール。 同2本場 東4局は親の阿部がリーチを打つも流局。 南1局1本場 南2局、多井が河野から2600。 そして、私の一番記憶に残っている南3局。 多井の3巡目 巡目が早すぎて情報が少ないので、非常に難しい手牌だ。 5巡目、のポンテンを入れる。 この局、多井は河野が必ず来る事を肌で感じていたように思う。 すると、御褒美の様なを次巡ツモ。 ライバルの親リーチの一発目に、を打ち切れる打ち手が果たして何人いるだろうか? 南4局は河野が1000をアガり終局。 4回戦成績 トータル成績 優勝 多井隆晴 「ここ最近、自分の雀力に見合わない結果が出ていて少し戸惑っています。タイトルを獲って嬉しい気持ちは当然ありますが、それ以上に自分の未熟さに落胆しています。そこに気付ける様になっただけ少しは成長しているんでしょうけど…。それでもまだまだ、自分を誉めたいとは思えないです。これからもRMUリーグのメンバーを中心に、お互いを刺激しあって、団体全体で成長していきたいです」 この言葉を聞いて、「私を含め、みんなでもっともっとスキルを高めていかなければいけない」と心に誓った。
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