ヴィーナスカップ2009決勝 坂巻稔永優勝 |
6月28日(日)RMUのスプリントカップ(今期第2戦目)のヴィーナスカップが行われた。 前回のマーキュリーカップとは違い朝から空模様も怪しかったが、 また10・20・30・40・50・60・70位にはRMUタレントの雪森しずくから、 そんな中、予選、準決勝を勝ち抜いたのは以下の4名。 予選1位通過 仲大底 充 128.2P 決勝戦はポイントが半分になって行われるので現時点での持ち点はこの通り。 全員が優勝を狙える位置である。 「メチャメチャ緊張してるよ。でも今日は準決勝まで、自分でも驚くくらい落ち着いて打てていた。 と予選1位通過にかなり手ごたえを感じているのか、満面の笑みで話してくれた。 「1位と少し差がありますね…もちろん優勝目指しますけど、 これだけの人数の中で決勝卓に座れるだけで胸を張って良い。 大勢のギャラリーが見守る中、決勝戦が始まった。 並びは起家から、坂巻、米谷、土井、仲大底 東1局 の好配牌に、 開局早々、坂巻が大きなリードを奪った。 東1局1本場 この 一転して打撃戦の様相だ。 東2局 5,800のリーチである。 ドラと 決勝戦前、恥ずかしくない麻雀を…と控えめに語っていた土井が、 東3局 これで持ち点が 東4局 攻めにも受けにも対応できるベテランらしい仕掛けである。 平和が崩れるテンパイだが、打 安めだが、3.900点のアガりとなった。 南1局 次巡ここに ドラ待ちで不自由であるが、ツモることができれば満貫である。 土井にとっては優勝に向けて価値のある、また仲大底にとっては痛い3,900が動いた。 南2局 ドラ 「最悪の選択、最悪の結果になった…」 と仲大底。後悔の残る打 南3局 仲大底は打 オーラス、点棒状況は以下の通り。 仲大底…親なのでとりあえず連チャン
誰しもが優勝を欲しがる状況で場は進む。 そんな中、仲大底が17巡目にチーテンを入れ、連チャンに賭ける。 すると。 「ロン」 手牌を倒したのは米谷だった。
かくして、今年度2回目のスプリントカップであるヴィーナスカップの栄冠に輝いたのは坂巻稔永となった。 優勝した坂巻は 「東1局で6,000オールをアガった時にいけそうな気がした。 と、少し冷や汗を流したようだが、ピンクのシャツが似合う最高の笑顔で優勝を喜んだ。 一方の仲大底は 「あの と、普段の冷静な彼からは想像できないほど悔しがっていた。 優勝の坂巻さん。おめでとうございます。 さて、次回は8月23日のマーズカップです。 文中敬称略 文責・内田良太朗
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