2017年度スプリントカップ第6戦 サターンカップの模様を、RMU B級ライセンス中村浩三がお伝えいたします。
この週末は金曜日からずっと傘が必要な日が続いていた。
サターンカップ当日朝もそれは同じだった。
年に2回だけ行われるRMU公式Cルールの大会。
Cルールとは、赤ドラあり・オカあり(それ以外はAルールに準じる) のルールで、競技麻雀以外の麻雀では一番メジャーなルールであろう。
赤ドラがあるので、赤ドラが来ればすぐに満貫ハネマン級の手が完成するし、赤ドラがあるなしで押し引きも変わってくる。
何より、トップを取った時にオカというボーナスがもらえるのだから、みんなが1着を狙いに行く事が多く、流局する事があまり多くないスリリングな戦いとなる。
決勝に進んだ4人はこちら。
赤岩由美子 +79.1
仲川翔 +66.9
櫻井邦俊 +64.9
白鳥元樹 +62.0
(決勝進出時にポイントは半分となったのが上記)
4人が30ポイント以内にいるので、決勝戦でトップを取った者が優勝となる。
起家から、櫻井→白鳥→仲川→赤岩の座巡
東1局 親櫻井 ドラ
親の櫻井が好配牌にマッチしたツモにより、3巡目にリーチ。
            ドラ
赤岩は、七対子のイーシャンテンから3枚目の を掴み、リタイヤ。
仲川、白鳥は形テンまで持ち込み、流局。
赤岩の一人ノーテン。
東1局1本場 親櫻井 ドラ
好配牌が、親の櫻井と西家の仲川に入る。
まず聴牌したのは、親の櫻井5巡目。
            ドラ
仲川は、最大大三元も見えるホンイツのイーシャンテン。
            ドラ
6巡目に をポンし、マンガン聴牌。
それを受けて、7巡目櫻井はツモ切りリーチを敢行。
決着はすぐだった。
8巡目に櫻井が を掴み、8000は8300+1000の放銃。
このマンガン皮切りに、12局ものアガリが生まれていく。
東2局は、櫻井が終盤リーチするも流局。
東2局1本場は、またもや櫻井がリーチ。
高め で聴牌し、高めをツモり裏ドラも乗せ、2000-4000は2100-4100
            ツモ ドラ 裏ドラ
前々局の失点を帳消しにする。
東3局 親仲川 ドラ
7巡目にトップを狙うべく櫻井がリーチ。
            ドラ
これまた高め を一発で引きあがり、3000-6000。
一気にトップ目に立つ。
東4局 親赤岩 ドラ
ここまで、我慢の展開を強いられてきた赤岩。
4巡目に を重ね、以下の聴牌。
            ドラ
6巡目に白鳥から切られた に見向きもせず、すぐにドラの を引き入れ、リーチ。
をスルーして待ちを にしたのだから、ツモって当然とばかりに二発目に を見事ツモり、6000オール。
ラス目から一気にトップ目となる。
東4局1本場 親赤岩 ドラ
赤岩、4巡目にピンフにイーシャンテンとなったところで、ドラの をリリース。
それを見て、スピードで追い付かないと判断した仲川、4巡目に をポンして、1000点の仕掛け。
ドラをもう1枚ツモ切りを挟み、8巡目にトップ目の親赤岩からリーチが入る。
宣言牌の をチーして、櫻井も応戦したが、ツモ切ったドラの に仲川からロンの声。
2000点かと思いきや、 を引き聴牌しており、3900は4200+1000と少し手痛い放銃となってしまった。
南入。
ここでの持ち点はというと、トップから
赤岩 32900
仲川 26400
櫻井 23800
白鳥 16900
赤入りの麻雀では、親番もあり、赤もあるのでトップから4着の差16000点はそこまで大きな差ではなく、まだだれが優勝するかはわからない。
南1局 親櫻井 ドラ
櫻井、決勝戦では親の時に好配牌をまたもや引き寄せる。
、 、 と引き、4巡目のリーチ。
            ドラ
3巡目から果敢に攻めていた白鳥は2副露で安パイがなく、 が出てしまう形の聴牌をしてしまう。致し方なしか。
しかもその が裏ドラとなり、白鳥にとっては大きな18000点の放銃となってしまった。
            ロン ドラ 裏ドラ
これを皮切りに櫻井の猛連荘が始まる。
南1局1本場 親櫻井 ドラ
この局も櫻井が早い。
赤はないが6巡目で以下のリーチを打つ。
            ドラ
ここに待ったをかけるべく、仲川も追っかけリーチ。
            
しかし、宣言牌の が一発でつかまり、裏ドラも乗り、12000は12300
南1局2本場は
ドラを重ねリーチ。見事ツモり上げ4000は4200オール。
            ツモ ドラ 裏ドラ
南1局3本場 ドラ
配牌赤3枚。
これを丁寧に面前でタンピンに仕上げ、ツモり上げ、6000は6300オール
              ドラ ツモ
この時点で、点数は82600となる。
そして、局は進み、南3局。
8万点持とうとも簡単には優勝出来ないのが、決勝戦というものだ。
南家、赤岩。 暗刻、 対子から親の第1打の を一鳴き。
これが功を奏す。 を2枚引き入れた後、 をポンし、16巡目ではあるが大三元聴牌。
待ちは 。
場に一つピリッとした緊張感が走る。
ツモれば、6万点の差が一気に2万点と縮まり、ラス親で6000オールで逆転となるところまでたどり着ける。
しかし、山に残っていた1枚の は王牌の中に佇んていた。
優勝は、南場の親での大連荘のリードを守った櫻井邦俊さんでした!
優勝コメント
「予選から決勝まで、皆さん強かったです。
決勝に残れ、前回のジュピターカップのリベンジに燃えてました。前回は優勝がすぐそこにありましたからね。
決勝は、東1局に親のマンガン級のリーチが空振り、1本場でも早く高い手が入ったところから、8000点放銃してしまい、これはもう強気で行くしかない!と腹をくくれたのがよかったと思います。
スプリントファイナルも良いところから出場できそうですので頑張ります!」
2017年のスプリントカップもあと2開催を残すのみ。
スプリントファイナルへの進出争いもヒートアップしてくる時期となりました。
次回スプリントカップは、2017/12/16土、スプリントカップ第7戦ウラヌスカップ(Aルール)です。
皆様のご参加をお待ちしております。
文中敬称略

文責、中村浩三
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