2012アースカップ優勝はRMU会員の臼井大樹選手!
 

梅雨明けして夏本番かと思いきや、朝晩は寒いくらいの気温。
体調を崩されてる方も多いのではないでしょうか?

筆者もついこの間まで夏風邪をひいて苦しんでいました。

前置きはこの辺にして。
2012年7月22日(日)
2012年度スプリントカップ第3戦アースカップが行われました。

下記、レポートをお送りします。

___

今回のルールはRMUのCルール(一発、裏ドラアリ、赤アリ)。

熱い予選の戦いが繰り広げられました。

決勝に駒を進めたのは以下の4名。

決勝戦開始時のポイントは、

藤戸眞由美+67.0
牧野卓人+64.1
臼井大樹+52.2
遠藤真+49.2

今回はCルールでオカがあるため、トップを取れば優勝。

しかしスプリントファイナルへのポイントもあるため、
優勝だけが目標ではない。

親から並びは臼井、藤戸、牧野、遠藤の順。

東1局、親の臼井から10巡目に先制リーチ。

これがイーシャンテンの藤戸から出て、5800の出アガリ。

リーチロン ドラ 裏ドラ

東1局1本場、牧野が早々に仕掛け10巡目にこの形。

牧野 チー ポン ポン ドラ

これに対し親の臼井、13巡目にテンパイも、唯一ドラが出ていってしまう形で放銃
となってしまう。

臼井 ツモ

東2局は牧野の仕掛け、遠藤のリーチが入るも2人テンパイで流局。

東3局1本場、藤戸が仕掛け遠藤から出アガリ。

ポン ポン ロン ドラ

東4局は初手から牧野が仕掛けチンイツ狙い。

これに対し親の遠藤も間に合わないと見たか、のバック狙いの仕掛け。
牧野のテンパイ打牌のでアガリを取る。

牧野 ポン ツモ

遠藤 チー ロン ドラ

東4局1本場、2本場はともに流局となり半周が終了。

残り半周で4者がどのように立ち回るか。

南1局3本場、親の臼井が自風牌のを落としていって
タンピン形に持っていき10巡目にリーチ。
そしてツモアガる。

リーチツモ ドラ 裏ドラ

南2局4本場も臼井が早い巡目、ダマで遠藤からアガる。

ロン ドラ

これで臼井が優勝に一歩近づいたか?

しかし、南1局5本場は臼井と遠藤のリーチ合戦で、
遠藤の方に軍配が上がり、まだまだ行く末がわからなくなってくる。

臼井 リーチ ドラ

遠藤 リーチロン ドラ 裏ドラ

南2局、最後の親番の藤戸。
遠藤の早い仕掛けにやられてしまい3900の失点となってしまう。
これで藤戸の優勝は厳しくなってしまった。

南3局、仕掛けていった臼井が、
遠藤から満貫の出アガリをして優勝をぐっと引き寄せた。

臼井 ポン ポン ロン ドラ

ついにオーラス、倍満ツモ、ハネ満直条件の北家牧野から渾身のリーチ。

牧野 ドラ カンドラ

しかし親の遠藤とのリーチ合戦に敗れ万事休す。

遠藤 リーチロン ドラ カンドラ

ここからはラス親遠藤とトップ目臼井の一騎打ち。

最後は臼井が自力でアガリ、優勝を勝ち取った。

臼井さんはRMUライトコース会員。

多井プロの勉強会などにも積極的に参加して、とても勤勉な方である。

今回の結果はその成果が実った。
これからもさらなる良績を目指し、頑張っていただきたい。
おめでとうございます!


(文中敬称略 文責:石川泰之)