2010ヴィーナスカップ 優勝は村田淑子さん |
5月29日、今期2戦目のスプリントとなる、ヴィーナスカップが開催された。 さて、本大会の予選4回と準決勝1回戦を終え、
仲川翔 +58.7
それぞれの戦いを観戦していたが、並み居る強豪を相手に決勝へ進出しているだけあり、 私の予想では、四者の勝負強さから、 東1局、並びは起家から宮本、仲川、村田、谷井。 ドラ ツモれば大きなアドバンテージとなる勝負手だが、 続く1本場、今度は西家谷井が10巡目リーチと出る。 ドラ すると11巡目に南家仲川が追いかけリーチ。 ドラ 2人のめくり合いとなるが、 局面が動き出したのは、東4局。 東4局1本場。 ロン ドラ これをダマテンに構えて2,000は2,300を仲川からアガる。 続く南1局には、僅か3巡目にして以下の大物手。 ツモ ドラ この手をリーチして引きアガり、3,000-6,000。 南2局には、 ツモ ドラ この500-1,000で加点。 さらに南3局に、先行リーチをかけた南家谷井から5,800を撃ち取る。 ロン ドラ この4連発で持ち点を一気に53,100点にまで増やし、村田の独壇場とした。 これでオーラス時の持ち点は、 しかしながら、スプリントカップの決勝では、 そう予測していると、3巡目から宮本が果敢に仕掛け、 ツモ ドラ この300-500で2着に浮上し、ゲームセット。
試合後、村田に勝因を聞いた。 「麻雀アカデミーという講座で勉強していること。 私自身、日々技術研磨に励んでいるつもりだったが、まだまだ甘いと痛感した。 文中敬称略 文責・萩原亮
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