第7期 RMUリーグ第2節リポート | ||||||||||||||||||||||||||||||
第2節のレポートを、B級ライセンス中村浩三がお送りします。第1節の結果は下記です。
1位 松ケ瀬隆弥 +92.4 今期第7期RMUリーグより参戦の松ヶ瀬がトップ、第6期チャンピオンの多井が最下位スタートという結果となっており、松ヶ瀬がこのまま逃げ切るのか? それともこれまでRMUリーグを支えてきた4人の逆襲があるのか? 見どころは満載である。 1回戦 河野−阿部−多井−谷井 東1局 ドラ 親 河野 親の河野がドラ2で手を進め、多井が12巡目にペン待ちの三色。 ドラ谷井は撤退、阿部もピンフをテンパるが、を切りきれずに回る。 16巡目に、河野が多井の現物の–待ちでテンパイ。 巡目と待ちの薄さでダマテンとする、多井が一発でつかみ、ピンフドラ2の5800+1000。 ロン ドラ東1局1本場は阿部のリーチツモ500−1000は600−1100。 東2局 ドラ 親 阿部 序盤から、多井は567の三色のイーシャンテン、谷井もチンイツのイーシャンテン。 2人共時間がかかり、9巡目、谷井がからポンしテンパイ。 ポン ドラ親の阿部がドラを引き入れ、リーチ。 ドラ同巡、多井もソウズテンパイだがリーチを敢行。 ドラしかし、決着は谷井がを同巡ツモリあげ、3000−6000+2000 ポン ツモ ドラ局は進み南入。南1局は阿部と親の河野のリーチ合戦を阿部が制し、3900は4200+1000 南2局 ドラ 親 阿部 この局は多井の腕の見せどころ。 得意のチートイツを披露し、単騎のリーチ。 河に1枚切れているが、当然の山2枚生き。 河野も追いつきリーチをするが、を先に掴み、3200+1000 南3局は、多井がリーチを打つが、 3着争いの河野がのみの1000をアガりさばく。 南4局 ドラ 親 谷井 谷井440−阿部305-河野243-多井212 多井がツモれば2着目まであるリーチを打つ。 ドラ多井がリーチ棒を出したことで、河野もノーテンに出来るようになり、悠々撤退。 阿部、谷井も素点を稼ぐため、ギリギリまで粘るが、谷井はアタリ牌を掴み、やめる。 多井の一人テンパイだが、100点届かず、ラスのまま。 1回戦の結果、谷井430−阿部295-河野233-多井232 2回戦 多井−松ヶ瀬−河野−谷井 東1局は多井がリーチするも、松ヶ瀬から河野へ2000。 東2局 ドラ 親松ヶ瀬 ドラ 東2局1本場は、河野がイッツーを仕掛けて、300−500は400−600で捌く。 流局を挟み、東3局2本場 ドラ 親 河野 同巡、多井からがこぼれ、7700は8300 ロン ドラ東3局3本場 ドラ 親 河野 多井が苦しい中、流局形テン狙いのチーを入れると、 14巡目、親の河野からリーチ。 ドラ同巡、谷井も追いかけリーチ。 ドラ松ヶ瀬も回っていると、以下のを切ればタンピンドラ1のテンパイが入ってしまう。 ツモ ドラは河野のロン牌で、裏ドラ1枚乗り、7700は8600 しかし、松ヶ瀬はこのまま終わらず、攻勢に出る。 まず次局の東3局4本場は、ドラのが配牌から暗刻で、 難しいながら難なくアガり、2000-4000は2400−4400を物にし、前局の放銃を取り返す。 そして、東4局はメンタンピンリーチを河野からアガり、差し引きプラスとなり、好調の様子が伺える。 流局をはさみ、南2局1本場 ドラ 不調の多井だが、7巡目以下のリーチをツモりあげ、2000-4000は2100−4100 ツモ ドラ 裏ドラ南3局 ドラ 親 河野 松ヶ瀬が5巡目、2着目の河野の親でもあるので、テンパイ取り。 ドラ程なくツモり、トップ目を盤石なものにする1300−2600 南4局は、ラス争いを制した多井が河野からドラ1をアガり、3着を死守し、終局。 2回戦結果 松ヶ瀬505-河野368−多井214−谷井113 3回戦 河野−阿部−多井−松ヶ瀬 東1局 ドラ 親 河野 多井も追いかけるが、松ヶ瀬をツモリ裏ドラ1つで1300−2600 東2局は、多井が国士無双に行くが、親の阿部が三色を仕掛け500オールをツモ。 東2局1本場 ドラ 親 阿部 多井13巡目リー 多井がを一発で掴み、3900は4200 東2局2本場 ドラ 親 阿部 まずは松ヶ瀬が11巡目にリーチ。 ドラ多井もアタリ牌を止めつつ、テンパイ。 ドラそこに割り込んだのは河野。 ツモしかし長考の末、打。 次巡、が通り河野がテンパり直す。 ドラしかし、決着は松ヶ瀬のツモは1300−2600は1500−2800 ツモ ドラ東3局は松ヶ瀬が一盃口のみの1300を河野から上り、 東4局はリーチをした河野の一人テンパイ。 南1局1本場 ドラ 松ヶ瀬が4巡目リーチ。 ドラ終盤にやっとをツモり、2000-4000は2100−4100 南2局は親の阿部が一人テンパイ。 南2局1本場 ドラ 多井にドラが2枚入るが、ドラ表示牌のを河野が仕掛け、混一色までに仕上げる。 ポン ポン ドラ南3局 ドラ 親 多井 河野が四暗刻のイーシャンテンまで行くも、松ヶ瀬にピンフドラ1の2000を放銃。 続く南4局 親が松ヶ瀬。トップ目の松ヶ瀬にこれ以上加点されるのはゴメンとばかりに、 子方が全員仕掛け、阿部がのみの400−700で終局。 3回戦の結果 松ヶ瀬542−阿部281-河野224−多井153 4回戦 阿部-松ヶ瀬-多井-谷井 東1局 ドラ 親 阿部 好調の松ヶ瀬が11巡目リーチ ドラ谷井との二人テンパイ。 東2局1本場 ドラ 阿部が絶好のを引き入れリーチ。 ドラテンパイを入れていた松ヶ瀬。好調さを試すようにツモ切る。 しかし、は阿部のアガり。裏ドラ乗らず、5200は5500 東3局はジュンチャン三色を仕掛けた阿部から、松ヶ瀬がリーチのみの1300 南1局 ドラ 親 阿部 苦しい配牌から、多井が7巡目ピンフを仕上げ、ダマテン。 タンピンに手変わりしたところで、リーチ! 谷井はドラ0枚からリーチに受けているとドラ2でテンパリ押し返す。 その谷井がを掴み、裏ドラで2枚乗り、8000 南2局 ドラ 親 松ヶ瀬 阿部が阿部らしさを魅せる。 ファーストテンパイ5巡目 ドラ次巡6巡目、をツモ切り。 次巡7巡目、をツモリ、切りリーチ。 ドラ15巡目をツモリ、2000-4000 南3局 ドラ 親 多井 8巡目の親の多井のリーチに対し、仕掛けてもいつでもオリれる阿部が13巡目テンパイ料を取りに仕掛ける。 もう一度言うが、オリるには枚数は足りていた。 しかし、終盤マンズは場に安く、しかもノーチャンスのをツモ切ると裏ドラがで12000の放銃となってしまった。 ドラ 裏ドラ ロン南3局1本場 ドラ 親 多井 谷井のリーチに松ヶ瀬が安めので放銃。 ドラ南4局と南4局1本場は親の谷井と阿部の二人テンパイ。 南4局2本場親の谷井が2000は2200オール。 ツモ ドラ 裏ドラ南4局3本場は、3着目が遠くなった松ヶ瀬が自ら終局させる。 4回戦の結果 多井424-谷井341-阿部315-松ヶ瀬130 5回戦 谷井-松ヶ瀬-阿部-河野 東1局 ドラ 親 谷井 7巡目に谷井のチートイツリーチに松ヶ瀬が放銃。4800 東2局から流局が続く。 そして、東4局 ドラ 親 河野 松ヶ瀬、ドラのが対子。 親の河野も連荘できそうな形。 そして、阿部の配牌。 ここから、マンズの混一色と国士無双を遠くに見て進める。 一番乗りはなんと阿部の10巡目、待ちテンパイ。 親の河野は阿部のテンパイ打牌をチーして、タンヤオのテンパイ。 チー ドラテンパイの河野がを切り、それを松ヶ瀬がポン。 ポン ドラそして、阿部の12巡目、ドラのポンをしているソウズの混一色に向かってをツモ切ると、他家が国士無双テンパイを確信する。 さあ谷井、一番安い河野へ差し込むことが出来るか? 松ヶ瀬の跳満が炸裂するか? またまた、阿部のMAX国士無双のアガリがあるのか? 決着は、17巡目。阿部が自らをツモリ、8000−16000の役満ツモ! 阿部はこの後の親番でも加点し、89800点の大トップとなった。 5回戦の結果 阿部898-谷井187-松ヶ瀬96-河野19 第2節終了時の結果
松ヶ瀬が本日2連勝スタートも4、5回戦で失速。しかし、それでも節プラスを維持。阿部は、最終5回戦の大トップでトップへと躍り出た。 まだ、2節しか終わっていないが、5位争いはあと7節で決まってしまうので、うかうかとはしてられない。 松ヶ瀬以外の4人は全員がRMUリーグをいずれも制したことがあり、ここからの巻き返しに期待したい。
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