第4期ＲＭＵリーグ第3節レポート

阿部が一人沈みとはいえまだまだほぼ横一線。

1回戦。
はじめにテンパイを入れたのは阿部。
ドラ
10巡目にダマテン。

同巡谷井にもテンパイが入りリーチ。

13巡目に多井も追いつきリーチ。

阿部は谷井の当たり牌を引くが、と入れ替えダマのまま谷井から1300。

東2局河野のリーチ。

ダマで張っていた谷井も追いかけリーチ。

これが王牌に4枚の流局。

谷井のマンガンツモや多井のマンガンツモなどで、あっという間のぴったり8局で終了。

一回戦は平たく、多井の小さなトップ。

二回戦。ここで大きくポイントが動く。

東2局、阿部にドラ暗刻の好配牌。
ツモもよく5巡目リーチ。

高めツモなら倍満手。

安めのが多井から出る。裏も乗らず8000。

南一局谷井の仕掛けから、親の河野に連続有効牌が入りリーチ。

ここに一発でを引きあがり4000オール。

そして一本場。
ここで谷井の配牌が9種9牌。RMUルールには途中流局がないため国士へ向かう。

これがかみ合う。3巡で13面待ち2シャンテン。6巡目13面1シャンテン。13面こそ崩れたものの8巡目にテンパイ。

次巡、阿部の切った牌はだった。
谷井の国士無双で32000は32300。

そして南2局親の谷井がノリノリの7巡目リーチ。

をツモリ裏ドラで4000オール。
オーラス親の多井がリーチで一人テンパイ。

一本場も多井がリーチで谷井に詰め寄ろうとするが、もう勘弁してくれといわんばかりに阿部がアガリ終了。

谷井の68000点持ちのトップ。

三回戦は一回戦のように平らな展開に。

細かいアガリと、谷井の6400、河野の5800、阿部の1000-2000、多井の2000-4000。

オーラストップ目が谷井の33000と横一線。

このオーラスは谷井があっという間の4巡目テンパイ。

これを多井からアガリ谷井の連勝。

そして最終四回戦は多井のマンガンツモスタート。ここから、谷井が一気に攻めこんでいく。

東2局多井の先制リーチ。

河野も追いかけリーチ。

さらに谷井が追いかける。

谷井がこれを一発で引きあがり2000-4000。

南2局谷井が7巡目にリーチ。

これもなんと一発で高目を引きあがり3000-6000。

オーラス多井の親。

ここで親の多井に大物手が入る。7巡目にのポンテンを入れこの形。

どうアガっても親倍のこの手だが、まわりにしっかり止められ流局。

2本場、多井が1300は1500オールをツモるが、続く3本場谷井が逃げ切りにかかる5巡目リーチ。

そこに多井がそう簡単に逃げさせてたまるかと追いつきリーチ。

これに谷井が一発で捕まり12900。逆転に成功。

4本場河野が

これを谷井からアガり、5200は6400で終了。

この日谷井がオール連対で、3節終了時のトータルは

谷井+99.5 多井+51.7 河野▲3.2 阿部▲150.0

となった。
谷井が抜け出したが、多井が4回戦で一気に詰め寄った。

まだたったの3節。河野はもちろん阿部もこのままおとなしく負けるわけがない。

今後どうなっていくかまだまだわからない、手に汗握る展開を楽しんでいきたい。

文責　渡辺卓也