2017アースカップ優勝は、皆川侑亮さん!







夏真っ盛りの8/6、銀座柳本店に集まった76人によってRMUスプリント第3戦、アースカップが行われました。

オカありで赤入りのCルールらしい乱打戦が各卓で繰り広げられる中、準決勝の5回戦開始時点でのベスト16のスコアが、

1位:+178.4
6位:+141.8
7位:+96.7
16位:+64.0

と、1~6位までの差よりも6位と7位との差の方が大きく、1位と16位では100ポイント以上の差になっていました。

このまま上位6人の争いとなりそうな雰囲気もありましたが、準決勝でもう一波乱。上位6人中トップで通過を決めたのは暫定4位だった水沼利晃だけ。2着でまとめた暫定1,2位の皆川侑亮、遠藤曜子は決勝に進んだが、最後の1枠には暫定8位から皆川と同卓して6万点トップを取った本間雄大が1,100点差で滑り込みました。

決勝戦の座順と持ち越しスコアは以下の通り。

東 本間雄大(+80.8)
南 遠藤曜子(+92.1)
西 皆川侑亮(+92.9)
北 水沼利晃(+105.6)

オカありなのでトップを取った人が優勝となります。


東1局、先手を取ったのは水沼。

ロン ドラ

ドラを引いてのダマテン6,400をテンパイ直後に本間から出アガリ。そして次局の水沼

ツモ ドラ

第1ツモでドラ入りメンツがあって受けがかぶっているとはいえ両面2つのイーシャンテン。これは水沼の日か、と一瞬思った。最強位経験者でワンデーなどのトップ取りにおける水沼の強さは昔からよく見てきたからである。しかし、このイーシャンテンに10巡無駄ヅモが続く途中で本間からリーチを打たれる。しばらくは安全牌のツモ切りでしのげたが、通っていない無駄ヅモを引かされてギブアップ。この後親の遠藤が粘って2人テンパイの流局となる。

東2局1本場、ここも水沼の配牌がいい。2巡目にして

ドラ


赤ドラが使えているリャンシャンテンでうまく伸びれば下の三色になる可能性もある。今度こそ、と思ったがこの手もイーシャンテンからパッタリと止まっている間に追いつき追い越した皆川がリーチ、そして一発ツモで3000-6000(+300)

リーチ一発ツモ ドラ

さらに次局親番で遠藤から2,900をアガって持ち点を4万点付近にまで伸ばす。

東3局1本場、このまま皆川に離されたくないところで待ったをかけたのは2着目の水沼。

2巡目に

ドラ

このまとまった形から1枚目のを鳴き、次巡を重ねるとトイトイ狙いで進めていき、

ポン ポン ポン ロン ドラ

遠藤のタンヤオドラ1テンパイ打牌を捕えて満貫に仕上げた。

局は進んで南2局
(親)遠藤45 皆川454 水沼336 本間165
遠藤はこの親を落とすと相当厳しいが、もう親のない本間も残り3局で約3万点差を詰めなければならない。そんな中、最初にテンパイしたのはトップ目の皆川。

ドラ

9巡目にピンフドラ3の満貫テンパイ。三色手変わりもあるし、状況的にダマテンで十分と考える人もいるかもしれないが、待ちもよく、下位2人がオリにくい状況を踏まえて決めに行くリーチを敢行。

これに対応する3者、ようやく14巡目に水沼が追いつく。

ツモ ドラ

リーチの一発目に序盤に切ったを引かされ、それを重ねた後になんとかテンパイしたが待ちはドラ待ちのペンチャンで高くもない。それでも、今日勝つにはここでぶつけて勝つしかない、とばかりに腹をくくって追いかけた。

さらに同巡、本間も追いつく。

ツモ ドラ

こちらも高い手とは言えないカンチャン待ち。点差があるとはいえ残りツモ3回での変化を考えると、リーチしてしまって一発や裏、ホウテイを含めた皆川からの直撃に期待するのも選択の1つにあったと思うが、本間の選択はダマテン。

これはこれで選択の1つではあると思うが、本間の次のツモは無情にもリーチしていれば一発ツモだった。小考ののち、さすがに500-1,000で局を消化するのでは優勝は無理と判断したのか、切りのフリテンリーチ。

2巡後、ツモってきた牌を見て何かを察したかのような水沼、一呼吸おいて河に置いたに皆川から声がかかる。裏ドラがで勝負を決定づけるハネマン直撃となった。

南3局にようやく遠藤が皆川に親かぶりさせる2,000-4,000をツモって一矢報いるが、反撃もここまで。

オーラス、スプリントポイントのためにトータル2位条件を確認した本間の、裏ドラ次第で条件を満たすリーチをかわして水沼が連荘するが、1本場は逆に水沼のリーチをかわして本間がトータル3位に浮上するアガリをものにして対局終了。

最終成績(カッコ内はこの半荘のスコア)
優勝 皆川侑亮 +150.7(+57.8)
2位 水沼利晃 +101.1(△4.5)
3位 本間雄大 +60.6(△20.2)
4位 遠藤曜子 +59.0(△33.1)


優勝者コメント
「今日はひたすらついていた。我慢するところは出来ていたし、ワンデー大会で勝つために押し切るところは押し切れた。
その前の準決勝は、受ける展開になったけどそこは我慢できた。
普段は赤ナシの競技ルール(オクタゴン)で打っているので、赤アリは慣れていなかったけど、いいバランスで打てたと思います。」


優勝者の麻雀は決勝の1半荘しか見ていませんが、リスクとリターンのバランスの取り方はよかったと思いました。

近年、競技麻雀を打てる大会や雀荘が増えつつあると思います。そんな中、当会のワンデー大会や現在開催中のクラウンに多くの皆様のご参加をいただき、まことにありがとうございます。引き続き、こうした大会をより良いものにするべく所属選手一同で取り組んでまいりますので、引き続きのご参加のほど、宜しくお願いいたします。

宮田信弥
(文中敬称略 文責・宮田信弥)







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