Rリーグレポート

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2015前期R1リーグ第4節のレポートを、B級ライセンス宮田信弥がお届けいたします。

2015年前期R1リーグの4節目、半荘で例えるならばラス前の大事な局面である。

ここまで15人中11番手、私の中では自分でも気づくような致命的なミスはほとんどないと思っているが、アガリが遠く、細々としたミスも重なってスコアを伸ばせていない。

ただ 、それでも暴発しないことで何とかこの位置で踏みとどまっている印象。

今節の組み合わせは、津田、山下、江澤、鶴海(抜け番順)。下位卓で、この中では一番 順位が上だが、次が最終節、降級が3人なのでこれ以上引きずり込まれるのは避けたいところ。

1回戦が抜け番なので、いつものようにあまり他の対局は見ず、リラックスして2戦目の卓に着く。

(2回戦)鶴海、私、山下、江澤(起家から、以下同じ)

入って早々の配牌、

ドラ

2巡目にを引いて役なしドラ1のカン待ちテンパイ。

ヤミテンにしてもましな手変わり はだけ、最初のツモがなので、テンパイ取らずのくっつきの意味も薄く、即リーチ。

3人誰も攻めてくる人はおらず一安心…と思っていたら、親の鶴海の打牌がやや強くなってきて、残り1巡 というところで追いかけリーチ。これは2人テンパイで流局ならまずまず。

次局も流局で、たまった本場と供託を、役牌を一鳴きしてのノミ手で回収。

東場はジャブの応酬でリードを保っていたが、鶴海が南場の親番で連荘しトップをまくられる。

これに対抗すべく

ツモ ドラ

は2枚切られているがその分は残っていると踏んで切りリーチ。

だが、 鶴海に追いかけられてドラ暗刻の親満放銃。待ち選択自体はどちらでもアガっていないのだが、河には序盤から字牌のトイツかぶりが3組あり、これを捕らえられていれば、というのはあった。

これでトップどころか一気にラスが近づいてしまったが、切り替えて親番でも無茶せず、 オーラスは1,300-2,600で2着となれるが、

ポン ロン ドラ

手を遅らせてまで染めに行かず、ラス目の親の江澤から2,000アガって3着キープで終わらせた。(▲16.8)

(3回戦)鶴海、江澤、津田、私

東1局、リーチ七対子の3,200を江澤からアガってリードも、その後手が入らず。他家も同様で細かいアガリとノーテン罰符が行き来しながらラス前の時点でまたしても鶴海がトップ目。

とはいえ上から下まで満貫圏内の僅差の2着目だったが、ラス前に鶴海のリーチに対し、津田が無筋の牌でハネ満放銃(後で聞いたら勘違いしていたらしい)して一気に 均衡が崩れる。

その後、オーラスの親番で

ドラ

このテンパイをするが、出アガリ率の上昇、ラス目の津田や3着目の山下の勝負を警戒、ドラを引いてのシャンポンへの手変わり(はテンパイ時点で生牌)などの理由でヤミテンを選択。

その後は2枚切られ、山下が終盤軽くアガって2着のまま終了。(+8.4)
これはリーチに行く手はあったかもしれない。ちなみにドラは鶴海に暗刻だった模様。

(4回戦)山下、私、鶴海、津田

開局から2連続で津田が1,300-2,600をツモアガリ。

それで失った3,900点を

チー ポン ドラ 配牌

ドラドラを生かした3,900で取り戻す。

この後は津田がトップ目に立ち、私は原点前 後を行ったり来たり。このまま2着でもいいかと思っていたのだが、ラス前に、

ドラ

9巡目くらいに仕掛けている津田が直前に切った、それとが1枚ずつ見えていたのでヤミテンに。

すると、次巡ドラを引いてきて、さっきまでの考えをすっ飛ばして点数合わせのドラ単騎リーチを打ってしまう。

ドラが通らないならまだしも、津田の待ちには関係なく、次巡300-500で捌かれてしまう。

そしてオーラス、一応2着目だがほぼ並びの下2人とは3,000点以内の差でしかなく、ラス親の津田と2人ノーテンならラス落ちまである点差。

他3人があれこれ仕掛ける中、重い手をなんとかまっすぐ進めて、中盤過ぎに
ツモ ドラ

やっとイーシャンテンで打、次巡が重なって役なしテンパイし、は4枚見えているが、仕掛けや切り出しから山に残っていそうと判断して切ってリーチと行く。

すると、山下は回したようで、津田は無理をしている様子はなく、鶴海はノータイムゼンツ。

結果はドラのをつかんで鶴海の役牌ドラのカンチャン待ちの2,000に放銃してラス 。(▲18.8)

オーラスの状況でのリーチ選択に後悔はないが、惜しむらくはラス前…。
せめてリーチしていなければオーラスに別の選択肢を取りやすかったわけで。 4戦で3112、+80近く叩いた鶴海が抜ける。

他は山下が+10ほどと浮いていてあと3人が ▲30前後。この時点で鶴海にかわされ、山下とはほぼ並び。 ここまで読まれてきた方でお気づきの方もおられるかもしれませんが、筆者は3半荘でアガリの 牌姿が3確の2,000点の一度きり。

これは別に高いアガリを省略しているのではなく、そもそも3ハン以上のアガリが上記リーチ七対子とドラ2の2回だけしかなく、他は高くなりそうな手がなかなか来ない中1~2ハンの手で捌いてばかりで牌姿の印象がなく、書きようがないというのが正解。

その代わり、捌いて1,000をアガリきった時の多くは供託がある時で、供託を回収できていた分なんとかこの程度のマイナスで済んでいる。

ただ、あまり手ごたえのないのが実感として残ったまま最終戦に入る。

(5回戦)私、江澤、山下、津田

起家スタートで、1つトイツかぶりのチートイツドラ2をテンパイするも、待ちを選んだ瞬間に蹴られる。(仮にこのかぶりを拾えていても、他家の鳴きでドラ重なりのテンパイなので、切り順が違うとアガれていたかどうかは微妙だが)。

相変わらず大きなアガリの出ないまま東4局、

リーチツモ ドラ

ドラ含みのペンチャンを内側から外し、ドラを宣言牌にして、やっと高目の1,300-2,600をツモ。

そして南場の親番で、

ツモ ドラ

10巡目くらいにがすでに4枚場に見えていたので、そっちが残ったらヤミテンのつもりでいたら、ラスが埋まったのでリーチ。

前巡にを切っていた江澤から続けて が放たれて、裏はないものの5,800となり、集団から抜け出す。

次局江澤が流局間際に1,300-2,600(+300)ツモ。

親でも1本積んで2着目に浮上したところ、

ドラ

早い巡目に出た1枚目のから仕掛けてホンイツベースで進めても良かったが、三元牌は 1枚ずつ切られており、とにかく親を蹴りたかったのでもう1手進んでから仕掛けるつもりでスルー。すると、を引いてフリテンの両面ターツができ、引いてイーシャンテン。

江澤にを切られた後、津田が切ったラス牌のが鳴けてフリテンが解消しテンパイ 。一瞬卓内の時間が止まったようになった後、山下からが出て1,300(+300)で目標達成 。

ラス前は津田の仕掛けと江澤の手がぶつかり、津田が3つ仕掛けてのダブドラ単騎を江澤からアガって2、3着目が入れ替わる。

オーラスは、

ドラ

こんな配牌から、他家がを2枚並べた直後にを引き、が切られての仕掛けの入 った直後に引いてイーシャンテン。

ここからしばらく動かなかったが、にポンテンをかけた直後、
ポン ロン ドラ

ラス目の山下のを捕らえて終局。(+34.7)

———

1日トータルでは3241のサイクルヒットで+7.5、最後のチンイツの分というよりは、仕掛けがうまくいって拾い続けた供託の分だけ浮いたかな、という印象です。

2015R1リーグ前期 (上位2名クライマックスリーグ出場権利、下位3名降級)
順位 選手名 合計
第4節
第5節
1 渡辺太郎
渡辺太郎
(東京都)
200.0 ▲2.3 19.5 148.0 34.8  
2 中村浩三
中村浩三
(熊本県)
80.7 13.5 ▲5.6 20.9 51.9  
3 安達瑠理華
安達瑠理華
(北海道)
74.3 89.0 ▲17.8 ▲40.3 43.4  
4 石川泰之
石川泰之
(東京都)
44.2 ▲45.3 15.5 107.7 ▲33.7  
5 藤中慎一郎
藤中慎一郎
(東京都)
35.0 37.8 45.3 0.9 ▲49.0  
6 萩原亮
萩原亮
(東京都)
11.7 ▲37.6 ▲5.9 10.9 44.3  
7 北島路久
北島路久
(静岡県)
▲3.0 ▲20.3 ▲31.8 48.7 0.4  
8 仲川翔
仲川翔
(神奈川県)
▲16.1 106.4 ▲33.8 ▲63.6 ▲25.1  
9 宮田信弥
宮田信弥
(鳥取県)
▲28.4 1.2 ▲43.0 5.9 7.5  
10 月島ひかる
月島ひかる
(大阪府)
▲28.8 8.3 ▲35.1 12.6 ▲14.6  
11 鶴海ひかる
鶴海ひかる
(東京都)
▲31.5 ▲19.2 ▲31.3 ▲60.4 79.4  
12 津田挙士
津田挙士
(大阪府)
▲61.7 ▲13.2 4.1 ▲32.4 ▲20.2  
13 鈴木智憲
鈴木智憲
(北海道)
▲80.6 ▲39.3 ▲7.2 19.3 ▲53.4  
14 山下健治
山下健治
(東京都)
▲86.8 ▲76.8 29.4 ▲18.5 ▲20.9  
15 江澤陽一
江澤陽一
(群馬県)
▲115.0 ▲4.2 95.7 ▲160.7 ▲45.8  


一旦はかわされた鶴海を差し返すなどして暫定9位に浮上し、ひとまず下位卓からは抜け出しました。

とはいえ、最終節を残してクライマックスリーグ出場権を得られる2位まで\110pt弱あるのに対し、降級圏の13位まではその半分以下の\50pt強。しかも下位卓でないとはいえ最終半荘抜け番なので、仮にポイントを叩けても最終戦目標になることを考えると、まずは下を意識して入らないといけないでしょう。

上を見ると、今期R1初参戦の渡辺が+200ptジャスト。2位以下と100pt以上離れているので、自滅しなければ2位以内に入る可能性はかなり高いと思われるが、仮にそうなってももう1枠はかなりの混戦模様。

今年度から、R1の最終節はニコニコ生放送で配信されることとなり、リーグ戦最終節のせめぎ合いを多くの皆様にリアルタイムでご覧いただけることになりました。

RMU初の試みでもあり、また対局の特性からも長丁場になることが予想されますが、皆様のご視聴を心よりお待ちしております。

宮田信弥
文中敬称略
文責・宮田信弥

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