Rリーグレポート

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2014年R3最終節のレポートは白石がお伝えします。

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前回のリーグ戦は、散々な結果だった。自己ワーストのマイナスも経験し、7年ぶりにR3に降級してしまった。さすがにここまで悪い結果になると、自分の麻雀を見直さざるを得ない。

格上の先輩たちにセットをお願いするなどして、自分に足りてないものを模索した。自らに課した今期のテーマは、「きっちりとリスクを取ること」である。

タイトに打つことを意識して、押すべき牌を見失ってたのではないか。自身の対応力に自惚れて、過度にネガティブな選択をしてしまっていたのではないか。

「麻雀は楽をしてはならないゲームだ」などという先人たちの言葉が頭をよぎる。我慢をする、下がる、なんていう行為は、選択を間違えればただの楽をしているに過ぎない。

正しいリスクを取ることこそ、勝負の本質なのだろう。

痛い思いをいくつもする覚悟でリスクを取り続け、四節が終わった。

幸運なことに、取ってきたリスクが良い方に転じてきたのだろう。それなりに余裕のあるポイントで最終節を迎える。Rリーグは最終節をたすきがけの卓組とするため、最終節は必然的に夏目との直対となる。夏目との差は、94.8ポイント。逆の立場なら追うにはしんどいポイント差だが、追われる立場にとっては余裕とは言い難い。

正直なところ、一日を通してクローズアップしたいアガリ番は無かったのだが、印象的な一局を紹介したい。三回戦目東一局、親の夏目から下記の捨牌でリーチ。

リーチ

全て手出し。なんとも怪しげな捨牌ではある。が、4巡目ということを考慮すると手なりのメンツ手の可能性もあるだろう。

安全牌を打ちながら完全にはヤメずにいたところで、この牌姿になった。

ツモ ドラ

この段階で現物は五のみ。

通るまではは押す気が無かったのだが、を使い切る予定で打とした。これが夏目のこの牌姿に刺さる。

ドラ ウラ

ライバルへの18000点の献上は脳が揺れなかった訳ではない。が、このレベルの踏み込みでこの一発ではペイできないほどの恩恵にあずかっている自覚はあった。たしかに手痛いが、また見直すタイミングが来るまで同じ放銃をする覚悟である。

この後も失点をしながらもリスクを取り続け、恵まれた牌姿ももらって3着でこの半荘を終えることができた。

この時点で、私の昇級はほぼ確実となる。

そして、最終的な結果がこちら。

2014R3リーグ前期(上位2名昇級)
順位 選手名 合計
1 白石温郎
白石温郎
(福岡県)
230.9 18.3 17.4 87.5 54.2 53.5
2 nowprinting
月島光
(大阪府)
176.1 4.5 63.5 46.4 13.5 48.2
4 夏目智依
夏目智依
(山形県)
89.1 7.6 47.6 ▲7.2 34.6 6.5
5 寺坂直樹
寺坂直樹
(埼玉県)
▲16.9 47.4 ▲60.4 ▲6.4 ▲25.3 27.8
6 小美野光昭
小美野光昭
(東京都)
▲37.0 21.1 ▲15.1 ▲77.2 77.3 ▲43.1
7 吉冨範子
吉冨範子
(佐賀県)
▲43.7 ▲63.5 36.5 ▲7.6 ▲7.4 ▲1.7
8 山崎孝浩
山崎孝浩
(福岡県)
▲46.4 ▲30.1 ▲12.7 55.3 ▲40.0 ▲18.9
9 羽木宏幸
羽木宏幸
(埼玉県)
▲70.7 54.4 ▲3.1 38.4 ▲90.5 ▲69.9
10 増田悠理
増田悠理
(ニュージーランド)
▲98.5 34.4 ▲77.8 ▲30.0 4.4 ▲29.5
11 南地祐圭
南地祐圭
(新潟県)
▲102.3 ▲81.0 ▲2.6 45.1 ▲23.8 ▲40.0
12 大島大輔
大島大輔
(栃木県)
▲154.8 ▲38.3 ▲39.2 ▲88.5 ▲52.4 63.6
13 中野究
中野究
(北海道)
▲165.4 ▲80.3 18.0 ▲11.9 ▲29.3 ▲61.9



今期の自分の麻雀が納得いく出来だったわけではない。まだまだ未熟で拙く、学ばなければいけない知識と修正するポイントが沢山あるように感じられた。

しかしながら、

・テーマとして持っていたリスクテイクを、全体を通してきっちり実践できた

・結果最悪の18000放銃の後も、ぶれずに同じことを貫けた

この二点においては、自分自身に満足している。

ゲームの性質上、どんな選択にも必ず裏目の悪い結果はついてくる。一度の結果でいちいち揺れたりバランスを変えていては、本質に辿り着けないだろう。

来期はR2でも、きっちりリスクを取る予定だ。

白石温郎
文責 白石温郎

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