Rリーグレポート

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前期に大きくマイナスし、本来R2へ降級するはずだった自分はリーグ戦全体の人数調整の都合で望外の残留をした。

苦労してR1に戻ってきたのに復帰後に即降級の憂き目。自分の力不足に涙が出る。

ただ、助かり残留は追い風を生む的な「麻雀界あるある」も存在するので、気を取り直して1節2節のリーグ戦に臨んだ結果、暫定4位。


これが、追い風の力か。


追い風が吹いて暫定4位じゃ、元々の実力が窺えてしまうが、素直に嬉しい。

ただ、目標はあくまでも2位までに入ってクライマックスリーグへ進出すること。

そのためには、R1の猛者達相手に結果を残さなくてはならない。

今節の相手は、

R1の紅一点である「鶴海ひかる
第11回日本オープン覇者の「北島路久」
第7期クラシック優勝の「松ケ瀬隆弥
過去R1リーグ優勝2回の「仲川翔

と、何とも派手な卓組みだ。


【1回戦】北島、仲川、江澤、鶴海

鶴海は女流アスリート唯一のR1所属選手であり、2期連続で昇級してきたのも納得の強さを持っている。

一言でいうと対応させる麻雀なのだが、これは誰にでもできることではなく、センスありきのものかと思われる。

対応力の優れた打ち手が多いR1では苦戦するかもしれないが、今後に期待できる打ち手のひとりだ。

1回戦はそんな鶴海が手数で先行し、それを3人が追いかける展開。

北島がハイテイでドラ単騎のチートイツをツモったり、仲川が細かいアガリを繰り返し、自分を除いた3人がほぼ横並びになる。

しかし、南3局にダブの仕掛けを入れていた鶴海が、

ポン ロン ドラ

今通ったばかりので仲川から8000の出アガリ。

1回戦はこれが決定打となり、鶴海のトップ。

上記の8000を打った仲川は自分より下になり、ラスになってしまった。

「1回戦成績」
鶴海+23.7 北島+4.3 江澤△7.0 仲川△22.0


【2回戦】松ヶ瀬、北島、仲川、鶴海

松ヶ瀬が強い。
後ろで見ていると強引な様に見える仕掛けもそつなくアガリ切り、貫録のトップ。

おそらく相手の手牌進行速度や山読みあっての仕掛けなのだろうが、場の空気を制しきっているように見えた。

一方、仲川は1回戦に引き続き、不運な放銃をしてしまい2ラス。

ただ仲川は、こんな展開でも8万点9万点のトップで帳尻を合わせている様子を何度か見ているので全く油断できない。

「2回戦成績」
松ヶ瀬+27.3 鶴海+14.0 北島△9.6 仲川△31.7


【3回戦】江澤、鶴海、松ヶ瀬、仲川

東場の親で仲川がアガリを繰り返し、あっという間に5万点近くに。

「あ~やっぱりきたか」

と思っていたら突然、自分の手牌に好ヅモが押し寄せてくる。

ロン

このツモスーを先行リーチ者からリーチ一発でアガれたり、

親番では

ツモ ウラ

メンピン高めイーペーコーの手を高めツモウラウラという幸運に恵まれ、何と6万点超の世界へ。

仲川とのデッドヒートを制し、何とかトップをもぎ取る。

「3回戦成績」
江澤+46.8 仲川+18.9 松ヶ瀬△16.2 鶴海△49.5


【4回戦】江澤、北島、松ヶ瀬、仲川

この半荘、トップを取ったのは北島。

彼の最大の強さは、勝負の駆け引きや間合いの取り方が抜群に上手いところだ。

大抵の場合、摸打の様子や打牌からシャンテン数が分かるものだが、彼の場合は非常に読みづらい。

まだテンパイしてないだろうと思って切った牌が親マンに刺さったり、もうテンパイしているだろうと思ってオリに回ったら流局後にノーテンということが過去に数えきれない程あった。

流石はビッグタイトルのタイトルホルダーである。


一方自分は、手が入らなかったおかげで放銃もなくオーラスを迎えた時点で3着目だったが、ラス目の松ヶ瀬が粘り強いアガリを見せ、ラスから3着へ。

痛恨のラス。

「4回戦成績」
北島+30.6 仲川+13.5 松ヶ瀬△16.0 江澤△28.1


【5回戦】北島、松ヶ瀬、江澤、鶴海

東一局、3回戦以降不調の鶴海が、親の北島のリーチに12000の放銃をしてスタート。

その後、松ヶ瀬と自分がアガリを繰り返し、オーラスを迎えた時点で、

北島:26900
松ヶ瀬:42800
江澤:38300
鶴海:11900

となった。

自分は1000、2000のツモアガリでトップ目の松ヶ瀬をまくれるが配牌がバラバラ。万が一テンパイが入ればラッキーだなと思いつつ素直に手を進める。

親番の鶴海が中張牌を2つポン、終盤にチーを入れテンパイ濃厚。

そこに松ヶ瀬がアタってもおかしくない、無筋のを押し、こちらもテンパイ濃厚。

手詰まった自分が、ワンチャンスで鶴海が前巡に切ったを苦し紛れに切ると松ヶ瀬から「ロン」の声

ロン ドラ

死にたい……。

「5回戦成績」
松ヶ瀬+33.1 江澤+8.1 北島△8.1 鶴海△33.1


松ヶ瀬が都合2回のトップを取り、卓内首位。反対に序盤好調だった鶴海が後半スコアを崩し、大きめのマイナスとなった。

順位 選手名 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 宮田信弥 164.2 115.6 78.6 ▲30.0    
2 松ケ瀬隆弥 125.3 46.8 50.3 28.2    
3 萩原亮 124.2 53.5 5.6 65.1    
4 江澤陽一 70.8 ▲11.3 62.3 19.8    
5 中村浩三 70.6 52.2 ▲15.8 34.2    
6 北島路久 33.5 ▲55.9 72.2 17.2    
7 津田挙士 ▲22.9 ▲39.3 37.7 ▲21.3    
8 渡辺卓也 ▲38.5 ▲72.7 7.8 26.4    
9 石川泰之 ▲39.3 ▲21.9 ▲94.5 77.1    
10 仲川翔 ▲47.3 ▲11.3 ▲14.7 ▲21.3    
11 鶴海ひかる ▲60.5 19.3 ▲34.9 ▲44.9    
12 山下健治 ▲100.9 ▲9.7 ▲13.2 ▲78.0    
13 鈴木智憲 ▲104.1 ▲7.3 ▲25.7 ▲71.1    
14 藤中慎一郎 ▲105.9 ▲38.8 ▲19.9 ▲47.2    
15 宮本卓 ▲106.2 ▲22.2 ▲97.8 13.8    


松ヶ瀬+28.2 江澤+19.8 北島+17.2 仲川△21.3 鶴海△44.9

今節は、松ヶ瀬の強さに圧倒されてしまったところがあるので、次節以降に戦う時は、心を強く持って戦いに臨みたい。

江澤陽一
(文中敬称略 文責・江澤陽一)



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