Rリーグレポート

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みなさんこんにちは。半年ぶりにRリーグのレポートを担当する事になりました仲川翔です。
相変わらず拙い文章かとは思いますが、どうぞ最後までお読みください。

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4月27日、2014年度前期Rリーグが開幕した。
今期R1で注目すべきはやはり、数年間に渡る闘病生活からめでたく復帰したライセンスA・藤中慎一郎に違いない。
久々のリーグ戦であり、その動向は誰しも気になる所であろう。

私は今節、そんな彼と同卓する事となった。
相まみえるのは実に3年ぶりか。

「久々に打つ藤中さんに、仲川も強くなったなあと思わせたい。」

そんな風に考え、心躍らせながら卓に着くも…。
結果から書くと、この日は藤中フィーバーと言える一節になる。


初戦。
昇級したての自分にとって約1年ぶりとなるR1は、起家で始まった。
そして、早い巡目に湯澤からリーチが掛かるも、

ドラ

ほどなくこの手をテンパイ。
ダマテンに構え、彼の掴んだを捉えて9,600の加点。
後で聞いた所、という形のカン待ちリーチだったそうだが、まあそれはさておき。
開局早々良い気分だ。

が、山場は早くも終わってしまう。
一本場以降、戦える手が入らなくなってしまったのだ。
中盤までリードを保ってはいたが、後半になって藤中が猛攻。
メンピン一発ドラの親マンやリーチチートイ裏2の満貫をアガられるなどして、見事にマクられてしまう。
強くなったなあと思わせるどころか、完全復帰をアピールされてしまった。

ポン ドラ

親リーを掛けた藤中に、ション牌のドラを叩き切ってまで勝負したこのチンイツ、アガりたかったなあ……。

そんな風にしょげていたら、次戦に入ってもしばらく牌勢が悪かった。

じりじりと削られていく点棒に、焦りが募る。

しかし、「もうそろそろ満貫クラスの手を作らなければ…」なんて淡い事を考えていると、それが成就した。

ロン ポンポン ドラ

半ばムリヤリ気味に染めに走った手が、絵が合ったと言わんばかりに完成したのだ。

道中、藤中がカンのリーチをツモアガり2,000オールで迫りくるも結局このまま逃げ切り、2戦目はトップを取る事に成功する。

一方で藤中は2着。

ここまでは自分と藤中が場を制していたと言えるだろう。

しかしながら、それはここまで。3回戦目は最後までほとんど手が入らず、ラスを引かされてしまう。

ただ、悩んだのが一点あった。持ち点2万点付近のラス目で迎えた南3局の中盤に入ったこのテンパイ、

ドラ無し

が2枚切られていたのと四暗刻の手変わりがあってダマテンにしたものの。
ポンすら出来ないまま10巡目あたりにが切られ、それにロンの声を掛けたのが微妙だった。

例えアガれなかったとしても、どうせラス目。

リーチを掛けるかあるいは、最初のくらいスルーして四暗刻やトイトイを目指していた方が自分らしかったのではないか。

点棒的ライバルである江澤の親を蹴るのと、オーラスが親番だったためそこに賭けるつもりでサラリとアガったのだが、今思えば悔やまれる選択をしてしまったように思う。


そして、4回戦目。

序盤にカンのリーチドラ1と藤中のリーチを交わすピンフのみで加点。

微差ながらトップ目で南場を迎えた所で事件は起きた。

ポン ドラ

湯澤の切ったドラをポンし、数巡してからテンパイまで辿り着く。
だが、そう上手くは事が進まない。

終盤になって渡辺がをアンカンし、最後のツモでカンのツモ三暗刻60符、珍しい4,000オールを引かれてしまうのだ。

まだ事件は終わらない。
この次局には藤中が剛腕を見せる。

リンシャンツモ ポン ポン カン ドラカンドラ

思わず苦笑してしまうかのような、力強い倍満。
これで自分は、3着にまで落とされてしまった。

藤中がをポンして、明らかに一色手へ寄せている中、自分が受けの広いメンタンピンドラ1のイーシャンテンからション牌のを切って鳴かせてしまったのだが……。

いやはや、麻雀は恐ろしい。

結局私の開幕戦は1・2・4・3、綺麗に全着順を味わって終わった。

それでも+12.2なら素点的には上々だったと言えるかもしれない。


順位 選手名 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 藤中慎一郎 54.5 54.5        
2 鈴木智憲 49.2 49.2        
3 山下健治 22.4 22.4        
4 宮本卓 19.4 19.4        
5 宮田信弥 16.2 16.2        
6 仲川翔 12.2 12.2        
7 渡辺卓也 4.6 4.6        
8 北島路久 1.1 1.1        
9 中村浩三 ▲1.7 ▲1.7        
10 萩原亮 ▲2.9 ▲2.9        
11 湯澤栄鎮 ▲11.7 ▲11.7        
12 石川泰之 ▲35.7 ▲35.7        
13 江澤陽一 ▲61.6 ▲61.6        
14 松ケ瀬隆弥 ▲69.0 ▲69.0        


藤中は、自分が抜け番となった5回戦目にラスを引き+54.5。

それでも貫禄の首位発進だ。

「最後に息切れした感じにはなっちゃったけど、まずまず打てたかな」

試合後に話を聞くと、そう言いながらはにかんで見せた。

あんな暴力的な倍満をアガっておきながら、憎めない笑顔を見せるあたり全くもってズルい男である(笑)。

一方で苦しい幕開けとなってしまったのが、自分と同じく今期に昇級してきた江澤と、現在ライセンスAに最も近いと言われている松ヶ瀬。

しかしながら2人とも屈指の爆発力を持っており、そのうち浮上してくるだろうと予感させる。

全体的に見てもまだ平たく、全くもって予想がつかない。
次節以降が心から楽しみだ。


仲川翔
文中敬称略
文責・仲川翔

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