Rリーグレポート

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今節のレポートは小林景悟が担当させていただきます。

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「いつR1に上がれるの?」。そう聞かれることがある。上がれるほどの技量がないから残留を繰り返しているだけ。過去のスコアで一目瞭然だが、さほど惜しい結果でもない。

「後期第3節」というのは、自分にとって鬼門で、いつも内容も結果も悪かった。真冬、体調を崩した時もある。現状はわずかながらプラスの状態。この日マイナスをすれば昇級はないと思って、試合に臨んだ。体調はまずまず。ふだんPCに向かってばかりのせいか、背中が少し痛い程度。

人を意識しないで打つようにしてきた。でも、そうはいかない人がR2には数人いる。よく手の内を知っているからこそ、それを活かさない手はない。

今節はスコアリーダーの仲川翔プロを常に意識した。親で叩かせないよう神経戦に耐えた。

1回戦、仲川プロの親番でこんな手。

ドラ

7巡目、リーチでもいい。ドラは見えず場にピンズは0枚。緩手かもしれないが、迷わずダマテン。結果は横移動。少し前の自分なら何も考えずにリーチをしていた。強い人の親でメンピンをやりたくない。やって強い人もたくさんいるのも知っている。今はこれでいいと思う。

東場で、目の覚めるようなホンイツを見た。字牌を先に並べ、先々不要となりそうな中張牌もワンテンポ早く置いた見事な8000。アガったのは小室選手。小室さんとはリーグ戦初対決で、楽しみにしていた。

摸打のリズムがよく、発声も大きい。道中、小室さんのような人が早くライセンスプロとなって、新しく入る人のお手本になったらいいと何度も思った。

南場に入り、下家の江原選手に好きなように打たせてしまった。オーラス、彼は見事なマクリのトップ。ここにも強い「翔」がいた。

朝、彼には東西線で会った。さいきん調子は? の問いに彼は「仕事が忙しくて……。ミスをしないように打つだけです」と控えめ。この日彼は不運な放銃も多かったがよくアガり、3勝した。

1回戦、浮きの3着で終了。

2回戦、引き続き江原選手が強い。誰かとぶつかり放銃をしても、それをすぐに取り返す二の矢を打てる。ここでの自分は、トータルスコア上のライバルでもある仲川プロからマンガンをアガるなど幸運もあったが、江原選手に押し切られ2着止まり。

3回戦、「鳴くなら3ハン」のルールを守れる手が入る。過去R2では仕掛け倒れが大きな原因で負けてきた。ここでは仕掛けが想定通りに決まり、チャンタにしろ染め手にしろ、効率的にアガリをモノにできた。

オーラス、2番手の仲川プロからリーチが入る。子方の彼はハネツモでマクりトップ。自分は6ハンをツモられないために、一発消しのチーをした。

手元の安全牌はほぼ通りそうなスジを含めて4枚、3段目がまるまる残っている。チーをすると、安全牌が一枚減る。この日、一発消しができる機会は覚えている限りで5回あったが、唯一手が動いたのがこの時。

「ハネツモは恐れて、マンガン放銃の可能性アップは考慮しないのか」。試合後、多井プロからの指摘。今回のチーはしたほうがいいと思うが、最終手番までのプランを考えていないことには反省。

結果は1300.2600をツモられたが、トップを死守。野暮を承知で書くと、仲川プロのリーチは高目を一発ツモならきっちり6ハン。背中には筋肉痛のかわりに冷たいものが走った。

4回戦。東1局にここまで2勝の江原選手との競り合いを制し5200のリード。それなのに、終わってみるとなぜか点棒を借りる近くのところにいた。

ドラ

は3枚場に見えている。ペンのこの手、テンパイは10巡目。ドラを手放してみて、動向を見てからリーチ……。

次に同じ場面が来たらどうするか。同じように、さほど場を読もうともせず、点棒の都合だけで短絡的に考えている自分がいるなら、成長していない証だろう。江原選手に8000点を払いながら、帳尻を合わせようとしただけの、勝負牌を悔やんだ。

順位 選手名 合計
第1節
第2節
第3節
第4節
第5節
1 江澤陽一 189.0 ▲34.4 132.8 90.6    
2 仲川翔 142.0 48.4 85.7 7.9    
3 津田挙士 65.8 44.8 18.0 3.0    
4 小林景悟 40.1 ▲13.4 49.2 4.3    
5 江原翔 34.7 33.0 ▲30.0 31.7    
6 小室貴洋 27.3 ▲10.8 82.0 ▲43.9    
7 白田みお 16.8 ▲25.7 ▲62.4 104.9    
8 梁瀬健太郎 ▲12.7 ▲15.5 40.8 ▲38.0    
9 安達瑠理華 ▲75.8 ▲30.3 ▲24.7 ▲20.8    
10 大仲勇樹 ▲80.1 ▲33.8 ▲46.7 0.4    
11 野村祐三 ▲105.3 2.0 ▲51.7 ▲55.6    
12 増田悠理 ▲139.9 21.9 ▲83.2 ▲78.6    
13 白石温郎 ▲144.9 12.8 ▲150.8 ▲6.9    

終わってから、まだ続いている別卓を見ると、上位に付けている江澤プロが6000オールをツモっていた。スコアを見ると、やはり突き抜けた首位に。

それでも幸い、自分にも昇級の目は残されている。気が早いかもしれないが、ここからは条件戦。やれることをやって、次の卓に付ければいいと思う。

小林景悟
文中敬称略 文責・ 小林景悟

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