Rリーグレポート

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今回R1リーグレポートを担当させていただく伊藤太です。
最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

さて、RMU代表である多井プロは必ずといって良いほど、リーグ開幕前に挨拶で選手に伝える言葉がある。

いわく、「Rリーグはプロリーグではない。己の麻雀を研鑽する場である」と。

ぶっちゃけ、禅寺の修業前の言葉やら、どこぞの阿闍梨の語りのような内容の話である。
(実際には思いっきり砕けたニュアンスで我々に伝えるんですけどね)

そこで、私は第一節が始まる前に、どのような課題を持って挑もうかと考えた。

うむ。

やはり、キーワードは「強い」だろう。

麻雀における「強さ」とは、少なからず、打ち手が一度は考える命題だ。

……自分なりの「強さ」とは……

そこで、何のいたずらか、私の脳裏に一人の男が、彼の名言と共に思い浮かんだ。

「当たらなければ、どうということはない」

そう、皆さんご存知、宇宙世紀にお住まいの赤い人である。

……いや、冗談ではなく、麻雀において「放銃しない限り押し通す」というのは、広く支持を得ている「強さ」のバロメータのひとつである。

そして、「放銃しない限り押し通す」を実践するための方法論として「相対速度」がある。
コレだ。

(伊藤さん、何かを受信しちゃったようです)

結論から言えば、実践仕切れずに中途半端な打ち方をしてしまい、只今、絶賛、最下位独走中です。

ハイ。

そんな、反省する局面をひとつ……

南1局西家、満貫ツモでトップ争いに参加できる3着目。

早めの2フーロで役牌のみの手を5巡目でテンパイし、12巡目で親のリーチを受けた13巡目。

ツモ ドラ

場にマンズは非常に安く、は現物でも自分からはシャンポン待ち以外はないように見える。

一方、通っていない筋は複数あるがもその通っていない筋の牌のひとつ。

ここで、「安手で親に向かうとか無理無理、ベタオリベタオリ!」と何の反証もせずにやってしまう。

この考えは間違いではないだろう、だが、そういう方法論を用いるなら、はじめから鳴かずに門前で進めるべきだ。

リーチを受けたということは、テンパイ速度差がゼロになったことを意味するが、アガリへの速度差がゼロになったわけではない。

しかも、親は苦しそうにテンパイを組み、手も高くは見えない。

アガリへの速度差は、依然自分が有利、という判断ができる局面だった。

しかし、私は開始前に考えていたそれまでの方法論をこの瞬間に換えてしまった。

25%の壁を自分から、下の方に越える思考作業をしてしまった。

結果、ノミ手のカンチャン待ちだった親に大連荘を許すきっかけを与えてしまった。

順位 選手名 合計
第1節
第2節
第3節
第4節
1 松ケ瀬隆弥 139.2 ▲30.1 125.3 ▲50.8 94.8
2 宮本卓 116.8 63.4 ▲46.6 33.6 66.4
3 鈴木智憲 98.6 38.2 48.5 41.7 ▲29.8
4 石川泰之 62.3 38.3 65.2 ▲2.2 ▲39.0
5 宮田信弥 28.1 ▲2.5 20.9 ▲36.6 46.3
6 渡辺卓也 28.0 11.2 43.7 ▲2.0 ▲24.9
7 萩原亮 9.8 ▲8.9 10.1 19.2 ▲10.6
8 北島路久 1.9 ▲26.9 ▲45.8 58.2 16.4
9 山下健治 ▲19.2 28.5 ▲27.0 ▲2.9 ▲17.8
10 中村浩三 ▲24.5 ▲19.3 ▲56.9 91.8 ▲40.1
11 湯澤栄鎮 ▲59.5 ▲85.3 ▲33.7 99.9 ▲40.4
12 山田田 ▲118.0 ▲2.7 ▲46.6 ▲90.4 21.7
13 伊藤太 ▲268.5 ▲5.9 ▲59.1 ▲159.5 ▲44.0

麻雀は思考ゲームである。

思考をしないならゲームをしていないのと同じである。

これからも、下手は下手なりに脳みそを使って麻雀をしていきたいと思う。



伊藤太
(文責 伊藤太)

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